【キタカミプロローグ/最終539位】だが、収穫はある。
【あいさつ】
こんにちは、おひさまです🌞
キタカミプロローグお疲れさまでした!
結果は奮いませんでしたが、いくつかランクマにも流用できそうな収穫があったので、反省会+備忘録として記事にします。
【結果】
最終539位
最終/最高1672.971 (30-15)
✕○○○○ ✕○○✕○ ✕○○○○ 11-4
○○✕○○ ○✕✕✕○ ○✕○✕○ 9-6
○✕○✕○ ○○✕○○ ○✕✕○○ 10-5
決して良いとは言えない結果でしたがW-Lの数字が綺麗だったので耐え。
【構築経緯】
シーズン10のランクマッチが楽しくキタカミプロローグの考察を後回しにしていました。キタプロは本番3日前から考察を開始。この3日間の考察と2回の仲間大会で構築を作り大会に挑みました。
①仲間大会1回目(10/4 cobalt杯 主催:cobaltさん)
考察を始めて最初に目に付いたポケモンが、高耐久あくび使いであるカビゴンです。しかも、キラフロルも使用可能ではありませんか。そこで、mumemoさんの毒寿司のコンセプトを流用出来るのではないかと考えました。
【S10ダブル最終23位】毒欠伸コントロールwith祟り目は強い - 凡人の勝負学 (hateblo.jp)
そして最初に出来た構築がこれ↓
先発カビゴン+キラフロル、後発イダイトウ♀+ニョロトノを基本選出にトップメタであるイッカネズミとジャラランガを組み込んだ構築です。
結果、5-4で撤退。どうしようもなくドドゲザンが重かったです。
②仲間大会2回目(10/5 キタカミダブル! 主催:じーまーこうさん)
基本選出はそのままに、色々試してみようと残り2枠をウインディとヤバソチャに変更。
基本選出の一部も調整して出来た構築がこれ↓
キタプロ考察で自分を褒めたいところが2つあります。
1つがメンタルハーブカビゴンの開拓。
もう1つが格闘テラバーストキラフロルの発見です。
・メンタルハーブカビゴン:カビゴンのメンタルハーブは1回目に参加した仲間大会で使用率圏外。使用率で見るとカビゴンの高い耐久力と合わせて場持ちを良くするために食べ残しや木の実が多く採用されていました。しかし、カビゴンは回復アイテムがなくても十分に仕事が出来るだけの耐久があります。また、あくびのサポーター型と腹太鼓のアタッカー型のどちらにも挑発が刺さるので、かなりの頻度で挑発が飛んできます。そこで採用したのがメンタルハーブです。これがとても素晴らしく本番でも大活躍。挑発だけでなくアンコールにも対応できます。
・格闘テラバーストキラフロル:キタプロトップメタの一角ドドゲザンに勝てるポケモンを考察、そして発見したのが格闘テラバキラフロルです。こちらも1回目に参加した仲間大会で使用率0%でした。ダメ計してみて驚いたのですが、臆病キラフロルの格闘テラバがh252d4振りチョッキドドゲザンにちょうど確定1発から。これはキタプロ環境の“答え”を発見してしまったと勝手に震えていました。このポケモンの良いところはドドゲザンのテラスタルを誘発しないことです。この環境のドドゲザンのテラスタイプは飛行かフェアリーなので、もしテラスされてもタイプ一致で弱点を突けます。また、格闘テラバは赫月ガチグマへの打点になるのも嬉しいです。
そして2回目の仲間大会の結果は5-4で撤退。未だ多くの課題を残しています。
③最終構築調整
イダイトウ♀にパワーを感じなかったので雨を解雇。従来の状態異常軸にオーロンゲの壁展開を組み合わせてジャラランガ、ヤバソチャの積み構築としても運用出来るように変更。ドドゲザンにさらに厚くするため炎オーガポンを採用。
そして作り直した構築がこれ↓
選出パターンは、
⑴先発カビゴン+キラフロル、後発オーロンゲ以外の3体のうち刺さりの良い2体
⑵先発オーロンゲ+積みアタッカーを含む刺さりの良い3体
そして一度の試運転も出来ないままキタカミプロローグ本番へ挑みました。
【個体解説】
オーロンゲ
いたずらごころ/ひかりのねんど/はがね
201(244)-141(4)-111(204)-×-112(52)-81(4)
ぼうおん/のどスプレー/はがね
175(196)-×-146(4)-165(236)-126(4)-114(68)
スケイルノイズ、ラスターカノン、ソウルビート、まもる
オーガポン(かまどのめん)
かたやぶり、おもかげやどし/かまどのめん/ほのお
157(12)-187(236)-105(4)-×-117(4)-162(252)
キラフロル
どくげしょう/きあいのタスキ/かくとう
159(4)-×-110-182(252)-101-151(252)
ヤバソチャ
おもてなし/たべのこし/みず
177(244)-×-127(4)-165(68)-101(4)-114(188)
シャカシャカほう、たたりめ、めいそう、まもる
あついしぼう/メンタルハーブ/ゴースト
267(252)-130-128(252)-×-131(4)-31
のしかかり、じならし、あくび、まもる
【反省点】
戦績が30-15で試運転なしの構築にしては頑張ったかなという印象です。構築の完成度がいまいちだったことが勝率が伸びなかった一番の要因だと思います。後は考察不足による初見殺し負けが数戦。純粋なプレミ負けも数戦。何より構築のクオリティ負けを感じる試合が多かったです。
・15戦終わった段階で炎オーガポンがこの構築に噛み合っていないことをひしひしと感じました。採用するなら岩オーガポン(ツタこんぼう/ウッドホーン/でんこうせっか/ニードルガード)の頑丈を生かした詰め要員にするべきでした。
・イッカコノヨに対する安定した解答がなかったのも問題でした。初手ゴーストテラスカビゴンのあくびをコノヨザル方向で誤魔化せるので絶対に無理という相手ではないですが、テラスを相手より先に切ることになるため不利を背負います。
・トリル軸には勝率が良かったです。最遅カビゴンにしているのでトリル下で相手のガチグマに先行してあくびを打つことが出来ます。トリルターンを枯らす動きが取りやすいので有利と言えると思います。
・ヤバソチャの努力値振りは要検討です。素早さラインが謎。
【収穫】
・メンタルハーブカビゴン:準伝環境の火力を考えると流石に回復アイテムの方がいいかもしれないが、十分選択肢に入るだけの強さはある。
・格闘テラバーストキラフロル:大地の力の枠を格闘テラバにする選択肢は十分にあり得ると思う。強いノーマルタイプ()も増えてきたので格闘テラバ優位の構築もありえるかも。
・電磁波オーロンゲ+祟り目ヤバソチャ:レギュE環境でも通用する構築タイプだと感じた。ヌメルゴン(ヒスイ)と組み合わせても面白そう。
【おわりに】
読んでいただきありがとうございました。
もっと時間をかけて考察して、構築を試行錯誤して、たくさんの仲間大会に参加していれば、もっともっとキタカミプロローグを楽しめていたと思うのでちょっとだけ後悔はあります。しかし、今後の対戦に生きるような収穫もあったので、短期間でしたがこのルールに取り組めて良かったです。
よければ前期の構築記事も読んでいってください↓